イーロ・・・蒼木陣
物語の主人公。
空を覆う排煙の隙間から差し込んだ月光を浴びた瞬間、「世界を導け」という天啓を受け覚醒した。
そこに至るまでの記憶を全て失っており、自分が何者なのかすらわからない。
過去の足跡を辿ろうとする中で、自身に与えられた使命と直面し、戦いに身を投じていく。
『さあ、世界を導け』
カナン・・・古畑奈和
物語のヒロイン。
正義感が強く物怖じしない性格で、「やらなきゃいけないこと」を果たすために三色の箒星に乗って現れた。
モババ率いるヴァール教徒に異端者として捕えられそうになっていたところをイーロに救われ、行動を共にすることに。
『神なんて降りてこない』
ジーノ・・・西分綾香(劇団壱劇屋)
月の神を信仰する敬虔な信徒。
新時代の宗派であるヴァール教によって異端者の烙印を押され、焚書されそうになった月の経典を持ち去り逃走しているところをイーロに救われる。
イーロを"月の神様"だと認識し、彼が記憶を取り戻す手助けをするために同行する。
『ああ、月の神様…』
???・・・竹村晋太朗(劇団壱劇屋)
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『もう一度始めよう』
タジカラ・・・櫻井圭登
黒い翼を携えた、神の御使い。
巨大怪獣から世界を救った"神"の代弁者として、ノウズメと共に現れた。
やがて訪れる神の降臨に備えるため、相応しい世界へ整えるようにと人類に命じる。
度々イーロの前に姿を現し、何かを試すかのように戦いを仕掛ける。
『この程度か、月の神』
ノウズメ・・・星波
白い翼を携えた、神の御使い。
巨大怪獣から世界を救った"神"の思惑を叶えるために、タジカラと共に現れた。
人類に対して平等に嫌悪感を抱いており、過度な忠誠を示そうとするモババや、疑念を隠そうとしないシャインボンを警戒しながら、役割を全うしようとする。
『嫌いだわ、本当に』
???・・・日永麗
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『箒星に乗って行ってらっしゃい』
クライブ・・・鐘ヶ江洸
新時代の宗教であるヴァール教の副司祭。
鉄鋼や蒸気動力のシステムを構築し、急速な工業発展を実現させた天才。
他者のために尽くすことを厭わない性格で、民からの信頼が厚い。
妹のクラフィの挙動に振り回されつつも、優しく見守っている。
『僕はただの凡人だ』
クラフィ・・・楠世蓮
クライブの妹。
あてもなくふらふらと街を徘徊しては突然大きな声を上げ、
排煙を吸い込み、泥の沼に飛び込み、ヴァール教で禁忌とされている"空を見上げる行為"を繰り返す。
その様から、周囲からは「馬鹿なクラフィ」と煙たがられている。
『煙、まずい!』
ナチャ・・・栗生みな
かつて人間達と共生していた神なる動物、"神獣"と心を通わせることができる女性。
数年前に起きた世界の転換点、大怪獣による無慈悲な蹂躙を企てた大罪人と目されており、現在は神獣と共に身を潜めて生活している。
月の神が現れたという噂を聞きつけ、イーロに接触を図る。
『行け行け行け、いてこませ!』
シャインボン・・・高田淳
物語の舞台となる国を治める王。
前王から王位を継承して直ぐに、大怪獣による世界の蹂躙・御使い達の降臨、ヴァール教の台頭という激動の時代が訪れた。
利己的で独善的な思考を持ち、あらゆる事象を己の損得勘定で判断する。
ヴァール教とは国の覇権を争い膠着状態が続いている。
『神なんて偶像でしょ?』
シュバリエ・・・小林嵩平(劇団壱劇屋)
国の騎士団長を務める男。外敵の排除だけでなく王の護衛も担う。
卓越した剣技を持ち、王政と主導権を奪い合うヴァール教に対する牽制要素としての意義も果たしている。
月の神に対しては、何か薄暗い感情を抱いている様子。
シャインボンに王座が移る前は前王と従属関係にあった。
『口を閉じろ、異端』
モババ・・・岡村圭輔(劇団壱劇屋)
ヴァール教の司祭。
元は月の教徒であったが、天から現れたタジカラ・ノウズメに魅了され、神託を叶えるためにヴァール教を興す。
やがて訪れる"神"の降臨に備えることを大義名分とし、旧宗教の弾圧に余念が無い。
空を見上げている者は月に祈りを捧げる異端者だと断罪する。
『御使様が見ておられる』
ガストン・ファンボ・・・淡海優(劇団壱劇屋)
階段世界を外側から俯瞰的に観察・考察している謎の集団、私設考察団体【ビューロ】の考察官。
きっちりとしたスーツ姿に、磨き抜かれた眼鏡が鏡面のように光る。
ビューロ内でもエース考察官として一目を置かれる存在で、観察対象者への無粋な介入を嫌う、通称:考察の悪魔。
『自己紹介は後です』
雲脚日和・・・柏木明日香(劇団壱劇屋)
私設考察団体【ビューロ】の考察官。
母譲りの巻き込まれ体質で、自ら進んで介入するつもりは無くともいつの間にか渦中に巻き込まれてしまう。
ぼんやりとした雰囲気に反して考察眼に優れており、他者の隠された深層心理を見抜く。
とある先輩考察官を"推し"ているらしい。
『うううう、してません』
ジョス・チェッカー・・・椎名亜音
私設考察団体【ビューロ】の補佐官。同名の別個体が数多存在し、その個性は様々。
担当考察官である雲脚日和とは、彼女の母親が考察官だった頃から二代に渡っての付き合いで、その巻き込まれ体質に散々振り回されている。
巨大な盾を背負い、あらゆる場面で防御力を遺憾無く発揮する。
『ああ巻き込まれた、最悪!』