赤橙‐せきとう‐・・・玉城裕規
赤朽葉の息子で、共に各地を旅してきた青年。
父親譲りの剣の腕を持ち、その力を買われ天郭王の守護を担うこととなる。
星の宿命を背負い、予言に定められた百年後を見届けるため、【第二小屋守】を襲名する。
赤朽葉‐あかくちば‐・・・竹村晋太朗
各地を放浪しながら、人助けをして回る武人。
老いてなおその腕は衰えを知らず、圧倒的な力を天郭王に見出されたことで、【小屋守】へと任じられる。
かつての出自により、『国殺し』の異名を持ち、畏れられている。
黄橡‐きつるばみ‐・・・日南田顕久
赤橙の息子。
小屋守の血縁者という立場によって国から与えられる恩恵に溺れ、次第に堕落した日々を送るようになる。
その有様に見切りをつけられ、成人を迎えた時、【第三小屋守】への就任を強制的に命じられる。
緑風‐りょくふう‐・・・谷口布実
黄橡の娘。
役割を半ば放棄した父の姿を見て育ったことで、強い責任感を抱き【第四小屋守】の任に就く。
幼い頃より仮初の姿を強いられていたが、ある日その全てが白日の下に晒されてしまう。
青鈍‐あおにび‐・・・西分綾香
国から派遣された掃除婦。
武力を持たない平凡な女で、小屋守たちの身の回りの世話を担うことを職務としている。
やがて彼女は、【第五小屋守】として名を刻むことになる。
青君‐せいくん‐・・・黒田ひとみ
緑風の息子。
生まれつき肺が弱く、【第六小屋守】としての役割を果たすことは難しいだろうと周囲から侮られている。
その内には強い精神を宿しており、終局の小屋守としての任を背負う。
湖泉‐こせん‐・・・藤島望
赤橙の幼馴染。
かつて赤朽葉に命を救われた過去を持ち、二人の旅に同行しながら、炊事や身支度など日々の営みを一手に担っている。
明るく快活で、声が大きい。
岩‐いわ‐・・・小林嵩平
小屋の傍らにある岩の上へ、ただ座り続けている男。
寡黙な人物で、いつからそこにいるのか、何を考えているのかも定かではない。
赤朽葉との出会いを契機に、【小屋守】たちの戦いを手助けするようになる。
桜雅‐おうが‐・・・岡村圭輔
辺境の地に故郷を持ち、流浪の旅を続ける男。
常人離れした腕力を誇る豪傑で、強さを求め自身の価値を探す中である噂を聞きつけ、小屋へと辿り着く。
廻‐めぐる‐・・・栗生みな
万国の星読みと謳われる予言者。
彼女が提唱した『100年後、小屋から現れる少年が世界を平和へと導く』という予言をきっかけに、物語は大きく動き始める。
ひとところに留まることなく、屈強な私設近衛兵を従えながら、睨み合いを続ける各国を渡り歩いている。
久地菜‐くちな‐・・・澄華あまね
神州連合国(しんしゅうれんごうこく)の若き姫君。
人が人を憎み、殺し合いを続ける戦乱の世を憂いており、自らに出来ることを求め、従者を一人だけ連れて国を飛び出す。
武大君‐ぶだいくん‐・・・栗田政明
武力国家・峻極国(しゅんごくこく)を率いる将軍。
一騎当千、人智を超えた武を誇り、その存在一人で長きに渡り均衡していた三国の勢力図を傾けるほどの力を持つ。
小屋を擁する豊栄国による天下統一を阻むため、世代を超えて幾度も襲撃を仕掛ける。
天郭王‐てんかくおう‐・・・松井勇歩
豊栄国(ふえいこく)を治める王。
予言を心から信じているわけではないが、信じたいと願っている。
世襲制によって王位を継いだ若き君主であり、高官たちとの折り合いは悪い。
赤橙たちとの出会いにより、独断で【小屋守】制度を敷き、次第に心を通わせていく。