2025年12月12日(金)~12月21日(日)
場所:CBGKシブゲキ!!
劇団壱劇屋東京支部が贈る、【階段世界シリーズ】完結編。
無数の段を巡り歩き、世界の在り方を見つめ続けた者たちが集結する。
そして始まるのは“最後の考察”
この世界はいかに生まれ、いかに存在し、
そして――いかに終わるのか。
さあ、考察官たちよ。
階段世界の真実へと、踏み出せ。
《報告書 No.0909-P》
報告書本文:
この世界は階段状になっている。
各段に異なる“世界”が存在する。
それぞれに国があり、文化があり、人々がいる。そして、物語がある。
どの段の住人も、自分のいる段しか“世界”として認識していない。
つまり彼らにとって、他の段の存在など初めから無いも同然なのだ。
我々「私設考察団体ビューロ」は、この多段構造を考察・観察・記録する非公的組織である。
各段へ考察官を送り込み、無闇な介入を避けながら情報を収集してきた。
ビューロ総帥であるノア・チェッカーのもとに集った我々考察官の働きにより、階段世界の全貌は徐々に明らかになりつつある。はずだった。
だがある時、私はひとつの疑問を抱いた。
そもそも「世界が階段である」とは、誰が最初に言い出したのか?
“この世界は階段状になっている”という、この認識そのものは、常識は、一体いつから発生した?
この疑問に突き動かされるまま、私は任務領域を越えて段を降り続けた。
下へ、さらに下へ。数多の世界を通り過ぎ、辿り着いた最果ての地。
そこには、見下ろす限り何もなかった。ただ視界を満たす空が広がっていた。
それは、これまでどの段でも見上げたことのない。
あまりにも濃く鮮やかな、コバルトブルーの空だった。
───── 考察官 ププ・プエルタ
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劇団壱劇屋東京支部が贈る、【階段世界シリーズ】完結編。
無数の段を巡り歩き、世界の在り方を見つめ続けた者たちが集結する。
そして始まるのは、最後の考察。
この世界はいかに生まれ、いかに存在し、
そして・・・いかに終わるのか。
さあ、考察官たちよ。
階段世界の真実へと、踏み出せ。
竹村晋太朗/西分綾香/柏木明日香/藤島望/
岡村圭輔/小林嵩平/丹羽愛美/日置翼/
淡海優/黒田ひとみ/八上紘/雨宮岳人/今泉春香
(以上、劇団壱劇屋東京支部)
松井勇歩
納谷健
牧田哲也(柿喰う客)
椎名亜音(劇団6番シード)
澄華あまね
土屋シオン
山本貴大(劇団壱劇屋)
晨火/熊野ふみ/佐松翔/佐竹正充
作・演出・殺陣:竹村晋太朗(劇団壱劇屋)
舞台監督:新井和幸(箱馬研究所)
舞台美術:愛知康子
照明:小野健(㈱NEXT lighting)
音響:椎名晃嗣(㈱NEXT lighting)
サンプラー:大谷健太郎(S.H.Sound / BS-Ⅱ)
衣装:車杏里
ヘアメイク:KOMAKI(kasane)
小道具:劇団壱劇屋
当日運営:中宮智彩(江古田のガールズ)
宣伝美術:コウノサチコ
写真撮影:河西沙織(劇団壱劇屋)
劇団制作:西分綾香(劇団壱劇屋)
企画・制作:劇団壱劇屋東京支部
主催:株式会社GOSAI
2025年
12月12日(金) 14:00(V)/19:00(M)
12月13日(土) 13:00(O)★/18:00(V)
12月14日(日) 13:00(M)/18:00(O)★
12月15日(月) 14:00(M)★/19:00(V)
12月16日(火) 休演日
12月17日(水) 14:00(O)★/19:00(M)
12月18日(木) 15:00(●)/19:00(●)
12月19日(金) 14:00(V)★/19:00(O)
12月20日(土) 13:00(M)/18:00(O)
12月21日(日) 12:00(V)/16:30(M)
※受付開始は開演45分前/開場は開演30分前
※上演時間は約140〜150分予定(途中休憩なし)
※ ★ = 終演後アフターイベントあり(約10分予定)詳細後日発表
※ ● = 壱劇屋東京支部向上委員会(BABEL本編の上演はございません)/出演は壱劇屋東京支部劇団員のみ/約90分予定
本作は、結末の異なる3つの物語を描く、マルチエンディング形式で上演いたします。
V・・・『VELSPIRE(ヴェルスパイア)』
【それは、高く積み上げられた制御なき野心】
M・・・『MONOLUX(モノラクス)』
【それは、ただ一点の眩く崇高な欲望】
O・・・『OBELIRA(オベライラ)』
【それは、天を目指し揺らぐ美しい信念】
※ バージョンごとに、本編の一部シーンおよびエンディングが異なります。
※ 各バージョンは独立した物語としてお楽しみいただけますので、いずれか1本のみのご鑑賞でも物語は完結いたします。
<料金>
SS席:9,000円
S席:8,500円
A席:8,000円
通路席:7,000円
B席:6,500円
C席:5,500円
学生席:3,500円(要学生証提示/25歳以下対象/未就学児童は入場不可)
※当日券は各料金に+500円
【初日割】
12月12日(金)14:00/19:00は、各料金から1,000円オフ!
【壱劇屋東京支部向上委員会】
3,500円(自由席)
<劇団壱劇屋FC先行>
9月15日(月)22:00 〜 9月28日(日)23:59
<匠乱史ロビー販売>
10月3日(金)〜 10月5日(日)実施予定
<一般発売>
10月18日(土)10:00
〒〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2-29-5 ザ・プライム 6階
東京メトロ半蔵門線/東急田園都市線 渋谷駅 A0出口 直結
渋谷109に隣接する、1階がユニクロの建物の6階です。
※駐車場はございませんので公共交通機関でお越しください。
今回は壱劇屋FC先行限定特典として、
下記の3つをご用意しました!
※公演終了後、カンフェティご登録のメールアドレス宛にデータを送付いたします。
(1)感謝の想いを込めて!御礼動画!(全1種)
壱劇屋FC先行でご予約いただいた皆様に宛てて、出演劇団員が御礼メッセージ動画を撮影します。
勿論ここでしか見ることができない限定動画!
それぞれがどのような想いを語るのか、乞うご期待!
※動画内容は、いずれの回をご予約いただいた場合でも共通となります。
*
(2)"裏"BABEL動画(全1種)
舞台裏やセットの構造、小道具や衣装の細部など、客席からでは覗き見ることができない丸秘部分を赤裸々に映し出す貴重な映像!
この機会でないと見ることができないものが多数登場いたします。お見逃しなく!
※動画内容は、いずれの回をご予約いただいた場合でも共通となります。
*
(3)謹賀新年!抱負を語るニューイヤームービー(全13種)
BABELが終わる頃には、2025年も残すところ数日!そして迎える2026年!
良き2026年を過ごすため、野望を語り抱負を宣言する【 ニューイヤームービー 】を、
劇団員それぞれが完全自己プロデュースで撮影します!
※ご予約いただいた公演回によって、お送りする内容が異なります。下記表を参照ください。
12月12(金) 14:00 ①/19:00 ②
12月13日(土) 13:00 ③/18:00 ④⑤
12月14日(日) 13:00 ⑥/18:00 ⑦⑧
12月15日(月) 14:00 ⑨⑩/19:00 ⑪⑫
12月17日(水) 14:00 ⑬①/19:00 ②③
12月19日(金) 14:00 ④⑤/19:00 ⑥⑦
12月20日(土) 13:00 ⑧⑨/18:00 ⑩⑪
12月21日(日) 12:00 ⑫⑬/16:30 <全種>
※向上委員会へのご予約は対象外です
①・・・竹村/②・・・西分
③・・・柏木/④・・・藤島
⑤・・・岡村/⑥・・・小林
⑦・・・丹羽/⑧・・・日置
⑨・・・淡海/⑩・・・黒田
⑪・・・八上/⑫・・・雨宮
⑬・・・今泉/<全種>・・・①〜⑬すべて
◎以下の症状があるお客様は、ご来場をお控え下さい。
また、状況によりご入場をお断りすることがございます。
・体温が37.5℃を超えている
・発熱、咳、のどの痛み、倦怠感など、風邪の症状がある
・その他、体調不良がある
ご来場いただけない場合のチケット代金の返金等は致しかねます。ご了承くださいませ。
◎終演後、出演者との面会はございません。
◎お手紙やプレゼントなどのお預かりについては、公演日程が近付きましたら改めてお知らせいたします。劇団SNSをご確認ください。
今後の社会情勢により、公演概要・感染拡大防止策の内容に変更が生じる場合がございます。
その際は、改めてご案内いたします。
お客様および公演関係者が健康に公演を終えられるよう、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。
劇団壱劇屋東京支部の台詞あり作品群において、共通の概念として登場する言葉。
それが【階段世界】です。
この世界は階段状になっており、その世界に生きる人々が認識しているものは、巨大な階段の一部分・一段分に過ぎない。
その段内で起こった出来事をピックアップし、舞台作品として上演しています。
「この世界は階段状になっている」という事実を認識しているのは、為政者など、それぞれの段の高位者のみ。通常、一般市民には知られていません。
上段に向かうには途方も無く高い壁を越えなければならず、下段に降りるには底が見えない崖を落ちていくしかありません。
しかし稀に、様々な手段を用いてこの段を越え、別世界にやってくる者が現れます。
計画的に段越えを成し遂げるもの、本人の意思に反して連れてこられてしまうもの、第三者によって段下に落とされてしまうものなど、多岐に渡ります。
そんな階段世界を外側から俯瞰的に観察・考察しているのが、私設考察団体ビューロです。
非営利・非公認の組織で、どこの段にも属しません。
ただただ己の知識欲・考察欲を満たすためだけに動きます。
"考察官"と呼ばれる役職者が各段に派遣され、観察および考察をし、情報を取得し、本部に報告する、という構図です。
考察する際には、その世界に介入してはならないというルールが存在します。
が、考察官はやや癖者揃いということもあってか、その線引きにはかなり波があります。
最初から無視している者もいれば、事態に応じて臨機応変に無視する者もいます。
"考察官"には必ず、【ジョス・チェッカー】という名の"補佐官"がつけられ、基本的に2人1組のバディで行動をすることになります。
ジョスは同名別個体が多数存在し、その性格は様々です。
連れあう考察官の気質に、やや影響されているところもあるかもしれません。
知識欲・考察欲がすべて、というのは共通しているものの、そのベクトルや興味対象への関わり方は考察官によって千差万別。
また、ビューロ所属ではあるものの、考察官としての地位は持たないものもいます。いろんな役職の人がいて、様々なお仕事をこなしているのです。本作BABELでは、そういった内部事情も覗き見ることができるかもしれません。
過去作品では傍観者として、どこか物語の枠外に位置していた私設考察団体ビューロ。
【階段世界シリーズ】完結にあたり、いよいよこの組織にスポットが当たります。
紐解かれた先に待ち受けるものは一体何なのか。
優秀な考察官諸氏におかれましては、客席にてお立ち合いいただき、物語の行く末を共に見届けてください。